包丁に「粉末ハイス鋼を割り込む構造」を採用する理由

包丁には、彫刻刀やノミとはまた違った条件が求められます。

・長く切れる

・サビに強い

・家庭でも扱いやすい

これらを満たすため、当社の包丁には「粉末ハイス鋼」を芯材として、ステンレスで割込む構造を採用しています。

① 全鋼と比べて良い点

◆切れ味が長持ちする

全鋼:全体が同じ硬さのため、刃先だけを最適な硬さにすることができません。

割り込み:刃先だけを非常に硬くできるため、切れ味が持続します。


◆欠けにくく、安心して使える

全鋼:全体を硬い鋼を使うと、硬すぎて欠けやすくなることがあります。

割り込み:外側がやや柔らかい鋼なので、衝撃を吸収し、刃こぼれしにくい。


◆研ぎやすい

全鋼:全体が硬い鋼のため、研ぐのが非常に大変になりがちです。

割り込み:外側の柔らかい鋼から研げるため、一般の方でも研ぎやすい。

②粉末ハイス鋼 × 割り込み構造の相性

包丁の切れ味や使いやすさは、どんな鋼を、どんな構造で使っているかによって大きく変わります。

全鋼は構造がシンプルですが、硬さや研ぎやすさのバランスを取りにくい一面があります。

割り込み構造は、刃先にだけ硬い鋼を使い、外側にはやや柔らかい鋼を組み合わせることで、

・切れ味が長く持続する

・欠けにくく安心して使える

・研ぎやすく、切れ味を維持しやすい


という、家庭で使う包丁に必要な性能をバランスよく備えた構造です。

当社の包丁は、粉末ハイス鋼の高い刃持ちと割り込み構造の扱いやすさを組み合わせ、毎日の料理を快適にすることを目指して作っています。

「よく切れて、長く使えて、無理なく手入れができる」

そんな包丁をお探しの方に、ぜひ手に取っていただきたい一本です。